トイレ用洗剤は危険

トイレ用洗剤は効果が強力過ぎる

トイレ用洗剤には、カビなどによる頑固な汚れを落とすために、合成界面活性剤が含まれています。
合成界面活性剤は、皮膚障害の原因になるほか、環境への影響も深刻で、自然界でなかなか分解せず、河川を汚染します。環境ホルモンとして作用するとも言われています。

合成洗剤に使われる合成界面活性剤のうち、6種類がPRTR法(科学物質排出把握管理促進法)で「人の健康を損ない、動植物の生育に支障を及ぼす有害化学物質」として指定されています。

洗浄力をさらに強めるため、急性毒性の強い殺菌防腐剤や、強いアルカリ性の中和剤なども使われています。

また、トイレ用洗剤はほとんどが塩素系のため、アルカリ性の漂白剤などと混ざると、アルカリと酸の中和反応で猛毒の塩素ガスを発生させます。
塩素ガスは、目や鼻の粘膜に障害を起こし、吸い込むと気管が収縮し、呼吸困難で死ぬこともある大変危険な物質です。

こんなに危険で、環境にも悪影響しか与えない洗剤を、私たちはどうしても使わないければいけない理由があるのでしょうか。

どうすればいい?

特別な洗剤を用意する必要はありません。クエン酸、重曹、石鹸の3種類を用意しておけば、トイレだけでなく、家庭内のさまざまな場面で応用できます。
トイレの汚れ対策は、日々の手入れが肝心です。1日1回、便器内にブラシをかける、あるいはクエン酸水をスプレーするだけでも、汚れの防止効果があります。

それでも汚れてきた場合には、重曹2カップを入れた器にユーカリ油を10滴ほどたらしてよくかき混ぜたものをふりかけて、ブラシでこすり落とします。
ユーカリ油には抗菌作用があり、においのもとになる細菌の繁殖を抑える効果もあります。

さらに頑固な汚れには、石鹸を使って念入りにこすり洗いをし、水垢の部分には電子レンジで1分間温めたクエン酸水をかけて、一晩放置します。
それでも落ちないときの最後の手段として、サンドペーパーを使って汚れの部分だけをこすり落とす方法もあります。